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Calling 13 ~Peace Study

2010
12
01
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先日、Faari先生とクラスメートのVicと授業前にたわいない話をしていた。

Faari先生はイスラム教徒の女性で、いったん話し出すととまらない楽しい先生だ。VicはUKから来た。母国は別の国らしい。いろんなことをしっていて頭のよい男性だ。

どんな音楽を聴いているのかを聞かれたのだが、私が答える前にFaari先生が、「私はね、ジョン・レノンとマイケル・ジャクソンが好きなの!」

え!こんなところでMJファンに会うとは!!
今まで誰も周りにいなかったのに!
私はうれしくなってあれやこれやと話しまくった。


Faari先生も見るからに興奮していて、「別のクラスでジョンとマイケルを聴いている人って聞いたら誰も聴いていないどころか、『それって誰?』なんていうから、ジョンとマイケルのことを調べてレポート書くように宿題だしちゃったわ!!」

どんなに好きなんですか・・・・。とVicも私も唖然。

Vicは昨年までUKにいて、コンサートが行われるはずだったO2アリーナ前で大勢のファンが集まって泣いていたと話してくれた。その後、『This is it』の話になった。

Faari先生は「あの映画の最後の曲は平和的でいいわよね。大好きだわ。タイトルは・・・なんていったっけ・・・?」

Vicが「『Man in the mirror』のこと?」と聞くが、「違うわ、エンドロールで流れてた曲で・・・そう、思い出した!『We are the world』よ!」


・・・『Heal the world』です、先生・・・。(笑)


イスラム教徒とヒンドゥー教徒(Vic)と八百万の神の国から来た私が集まってキリスト教徒のマイケルの話で盛り上がってるなんて不思議。かなり平和な光景だな~。


Faari先生が「ところで、どうしてマスコミはマイケルのことを叩くのかしら?あんなにいい人でいい曲も書いているのに・・・」といった。

私は何をどう言おうか迷ったが、「マイケルはブッシュ政権時にイラク戦争に反対してたからかな・・」とだけ言った。

するとVicが「あぁ、それはまずいね」といった。

え!話わかるの!?
どうしてそう思うかVicに聞いてみた。

Vicの母国では現政権に反対するものは命を狙われてもおかしくないというのが常識だそうだ。選挙時では誰かが殺されるなんてしょっちゅうでいつも血みどろの争いになるらしい。
まぁ、アメリカではどうだか知らないけど、MJの活動を妨害したかった可能性はあるよねといった。


「じゃあ、マスコミによるマイケルの悪評はプロパガンダかもしれないわね。」とFaari先生。


Faari先生の母国もVicの国と同じような状況らしい。彼らの国だけじゃない。私のクラスメートの中にも多い。彼らには陰謀などあって当たり前のようだ。


しかし、本当にプロパガンダだったのか解明するすべはない。
これからも、すべてが明らかになることないだろう。


真実は闇の中にあるのだから・・・。


プロパガンダ:利益追求者(政治家・思想家・企業人など)や利益集団(国家・政党・企業・宗教団体など)、中でも国民が支持しているということが権力の正当性であると主張する各種政体の国家において国民の支持を勝ち取り維持し続けるためのプロパガンダは重要なものとなる。自勢力やその行動の支持を高めるプロパガンダのほかに、敵対勢力の支持を自らに向けるためのもの、または敵対勢力の支持やその行動を失墜させるためのプロパガンダも存在する。

本来の意味でのプロパガンダはこうしたものであるが、政治的目的を達成するためのプロパガンダは封建主義を否定・抑制する国民国家の台頭が見られ始めた20世紀初頭より多く用いられてきた。ソビエト連邦やナチス政権下のドイツ、アメリカなどの国策プロパガンダは大規模かつインパクトの強いものであったことで、プロパガンダの代表例として語られることが多い。そのためプロパガンダという言葉を国策宣伝に限定したり、虚偽や誇張といったネガティブなイメージを持って使用されることも多い。

プロパガンダ技術の種類 [編集]
1.レッテル貼り - 攻撃対象となる人や集団、国、民族にネガティブなイメージを押し付ける(恐怖に訴える論証)。
2.華麗な言葉による普遍化 - 対象となる人物や集団に、多くの人が普遍的価値を認めているような価値と認知度を植え付ける。
3.転移 - 多くの人が認めやすい権威を味方につける事で、自らの考えを正当化する試み。
4.証言利用 - 「信憑性がある」とされる人に語らせる事で、自らの主張に説得性を高めようとする(権威に訴える論証)。
5.平凡化 - コミュニケーションの送り手が受け手と同じような立場にあると思わせ、親近感を持たせようとする。
6.カードスタッキング - 自らの主張に都合のいい事柄を強調し、悪い事柄を隠蔽する。本来はトランプの「イカサマ」の意。情報操作が典型的例。マスコミ統制。
7.バンドワゴン - その事柄が世の中の権勢であるように宣伝する。人間は本能的に集団から疎外される事を恐れる性質があり、自らの主張が世の中の権勢であると錯覚させる事で引きつける事が出来る。(衆人に訴える論証)
(ウィキペディアより引用)


・・・・・



授業が終わって帰ろうとすると、Tanyaが私を呼び止め、さっき先生と話していたことは本当かと聞いてきた。Tanyaは美人で穏やかな女性だ。子供もいる。話し方に知性を感じる。彼女とは時々面白い動画を見つけてはメールを送りあいしている。

「さっきマイケルって人の話をしていたでしょ。彼は本当にイラク戦争に反対してたの?」


うん、そうだけど・・・、というと、


「アメリカ人全員がイラク戦争に賛成していたわけじゃないのね」とTanyaは言った。


Tanyaはイラク人で難民申請でカナダに来た。彼女と最初に話したのが数年前サマーワに駐留していた日本の自衛隊についてだったのをよく覚えている。サマーワの件は知っていたが、イラク人である彼女がどういう感情をもっていようがすべて受け止めようと思っていた。しかし、彼女は自分がどう思っているかを話さず、現地のニュースか新聞などで見たことだけを話して「日本人っていい人ね」とだけ言った。


あるとき、クラスで彼女はイラクで民間人がたくさん殺されたことに、北米のマスメディアのイラクの取り上げ方に静かに怒っていた。それは悲痛な叫びのように聞こえた。


そう、アメリカ人全員じゃない・・・。
だけど、イラク戦争に導くためにメディアを使って扇動した人がいる。そして国民はその報道を信じた。そしてブッシュは大量の兵士をイラクに送り込んだ。


”交戦規定(敵を攻撃するルール)

「アダム・コケシュと申します。2004年2月から9月までファルージャで従軍しました。開戦前、戦争に反対でした。国連でパウエルが言った嘘や情報操作信じましたが、開戦すべきとは思わなかった。しかし、米国は混乱を収め、本気でイラク国民の役に立とうとしていると考え、命を賭けて戦争に参加しました。
これはイラクに派遣された時に渡された交戦規定のカードです、次のような条件で敵の軍を攻撃することができる、交戦前に明確な敵の確認が必要である、明確な確認とは、合理的で間違いが無いこと、とカードには書いてある。攻撃対象は法的に正当な軍事目標。
これを胸のポケットに入れておくことになっていた、
ファルージャを包囲したとき、交戦規定は下着を変えるよりも頻繁に変わった、最初は、交戦規定を守ることを求められたが、怪しいものは射殺することになる。双眼鏡や携帯電話をもつもの、ついには誰でも攻撃対象となった、現地に着いてから数日たってある事件が起きた、
検問所で銃撃行動があった、最初の写真をお願いします、これは検問所に近づいた車です、怪しい車が高速で来たといわれ、大口径の機関銃で撃ちまくった。
減速しないものはすべて敵の戦闘員だとみなした、銃弾はバンパーからエンジンを破壊、このイラク人の胸を撃ちぬき座席まで破壊した。車のそばで撮影した私の記念写真です、居合わせた海兵隊員全員が、かわるがわる写真を撮ったのです」

マイク「心的外傷後ストレス障害はとても辛い、怒りの発作、うつ病、自殺を繰り返す、治療はほとんど不可能だ」
ジェイソン「兵士を募集する時、大学奨学金が貰える、職業訓練になり、各種給付金もある、家が持てて友人ができると言うが、イラク市民を虐待し、ひどく傷つけるという事実は言わない、現実には足を負傷する場合もあり、ホームレスになる人までがいる」

911同時多発テロ事件の首謀者への報復としてアメリカはアフガニスタンに侵攻しました。
そして、イラクが大量破壊兵器を持ち、しかも、アルカイダと繋がっているという理由で、
イラクに侵攻することになります。
しかし、イラクには大量破壊兵器がなかったし、フセイン大統領がイスラム原理主義組織を弾圧していてアルカイダとのつながりもなかったことがわかり、イラク占領の理由は嘘だったことが明らかになっています。”

引用:『冬の兵士――良心の告発』:http://wintersoldier.web.fc2.com/sinario.html

MJは『We've had enough』tでこう歌っている。

He innocently questioned why
Why his mother had to die
What did these soldiers come here for ?
If they're for peace why is there war ?

(男の子は率直に尋ねた
どうしてママは死ななければならなかったの?
何のためにこの兵士はここに来たの?
兵士が平和のために来たと言うのなら、どうして戦争をしているの?

Did God say that they could decide
Who will live and who will die ?
All my mama ever did
Was try to take care of her kids

神様は兵士に誰が生きて誰が死ぬかを決めろと言ったの?
ママたちは皆子供を育てていたのに? )




私はTanyaにこのような話はせず、じゃ、また明日ねといって別れた。

私の知人の旦那さんは米国海軍兵でイラクに駐留していた。スカイプでチャットしたこともある。
彼は言っていた。平和のためにここにいると。
海上にいた彼が見ていた陸地でたくさんの民間人が理由もなく殺された。


イラク人だけではない。アメリカ兵もまた精神的にも肉体的にも一生癒えない傷を負った。
戦争などして得するのは彼らではない。軍需産業やその会社の株を持つ株主などの第三者だ。彼らは自ら戦場にも行かず傷を負うこともなく金を儲ける。


Tanyaは自分の国で起こった戦争について本当のことが知りたいという。
だが彼女はときどき泣きそうな目をすることがある。
その瞳の奥にはまだ癒えない悲しみがあるのだと思うと心が痛む。
彼女には本当に幸せに暮らしてほしい・・・・。

いたずらに話して彼女の傷をえぐることになるのではないかと思うととても、とても言えないのだ。

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