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Calling 14~「僕は”セイウチ”に会った」 ~ジョン・レノンのインタビュー

2011
01
07
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1969年、ビートルズの熱狂的なファンだったジェリー・レヴィタン(14歳)はトロントのホテルに滞在していたジョン・レノンの部屋へ押しかけ、インタビューを試みた。
それから38年後、レヴィタンはディレクターのジョシュ・ラスキン、イラストレーターのジェイムズブライスワイト、アレックス・クリナと共同でアニメーションフィルムを作成し、当時録音したジョン・レノンとのインタビューをサウンドトラックとして使うことにした。レノンの無限のウィットと時代を超えたメッセージは魔法のような魅力で私たちをひきつけて離さない。「I Met the Walrus」は2008年、ショートアニメ部門でアカデミー賞にノミネートされ、2009年にNew Approachesとしてエミー賞を受賞した。(動画サイトより訳)







★動画の適当訳★(英語がわかる方は飛ばしてくださいね)

レヴィタン(以下レ):あなたがどんな状況でアメリカに入国したのか教えてくれませんか?

ジョン(以下ジ):たくさんの人々が僕に入国してほしくなかったようだけど、彼らは僕が暴力的な革命を起こすんじゃないかって思ってるんだ。だけど、僕はそんなことはしない。また僕に入国してほしくなかった別の理由をもつ人がいて、彼らは僕に平和を唱えてほしくないんだ。平和運動は大きくなってきているからね。戦争はビックビジネスだから、彼らは戦争が好きなんだ。戦争は彼らを肥えさせハッピーにさせるんだ。僕は戦争に反対しているから、彼らにはジャマなんだ。でも、入国しちゃうけどね。彼らは世間を牛耳って平和運動に反対するだろう。

レ:トロントにいる僕たちのような若者は、どうすればあなたを助けることができますか?

ジ:そうだね。自分らしくいることが僕を助けることになるんだよ。ロシアやフランスなどの革命家が、自分たちの主張を貫き通して闘争的・軍事的になった結果がどうなったか見てごらん。世界中どこでも彼らのような人たちはいる。彼らがすることは、その土地にあるものをぶち壊して、新たに作り上げ、その土地にしがみつき、ついにはその人たちがその土地の権力者になる。君たちの中にも数年後にはそういう権力を持つかもしれないね。叩き壊すことが重要なのではなくて、自分が作った空間に機械のように動いてくれる人がいれば便利だろう?

大切なのは抵抗することだけど、暴力的になってはいけない。なぜなら暴力は暴力を生むからね。走り回れば殴られ、それでおしまい。それが宇宙の法則さ。彼らは武器を持っていて金もある。それに彼らは暴力的な争いのノウハウがある。もう何年も同じ事をやって、僕らを権力をつかって押さえ込んできた。だけど、彼らが知らない唯一のことは非暴力だ・・・それにユーモアだね。平和運動を推進するにはいろんなやり方があるし、何をしてもいい。平和のためにおしっこをかけたり、平和のためにスマイルをしたり、平和のために学校に行ったり行かなかったり、平和のためにできることはなんでもあるし、人によりけりだね。
君たちは政府のせいにはできないよ。「彼らはこんなことをやっているんだ」とか「彼らは僕たちを戦争に引っ張り出そうとしている」と言わなくては。僕たちが彼らをそうさせているんだし、それを赦しているのだから。僕たちはそれを変えることができる。もし、本当に変えたいと思っているのなら、僕たちは変えることができるんだ。


レ:えっと、次は・・ポールやリンゴ、それにジ・・・

ジ:ジョージ?

レ:そうです、ジョージ。彼らはどう思っているんですか。

ジ:僕たち4人は個々の人間なんだ。それにジョージは僕にこういった。ジョージは自分の選んだ道を行くってね。それは街角にたって「平和を望む!」と叫ぶことじゃないし、君たちの仲間に酷い目にあわすことでもない。そうだね、君たちは自分の頭で考えたこと、非暴力的でない方法でトライしなくちゃいけない。それはとても難しいことなんだ。というのは、僕たちは内面では皆暴力的だからね。僕らは内面ではヒットラーがいたり、キリストがいたりする。君にとっていいと思ったことをすればいい。

レ:えっと・・・僕は新聞を読んで、皆がジョージを素晴らしいギタリストだとかなんとかだと思っているようなのですが、僕はジョージのことがあまり熱狂的に好きじゃないというか、いいえ、彼のことは好きなんだけど、あなたが他の人とは違っているように思うし、シンボルのようなところがあると思っているんです。なんというか、僕はビートルズが好きで、神のようだって。でも・・・学校ではだれも好きじゃなくて、もしどのグループが好きなのかと聞けば、学校の友達はビージーズだと答えるでしょう。僕がどうしてビートルズは好きじゃないんだい、ビートルズは素晴らしいし偉大だよというと、彼らはマリファナ疑惑があるとかメンバーは皆ヒッピー(反体制派)だとか、僕たちとは違うとか下品だとかっていうんです。

ジ:あぁ、なるほど。そんな子たちは頭が固いって言うか、親のあったかい羽の下から出たことがないんだね。

レ:ええ、そうなんです。なんだかロボットみたいで・・。以前、僕が長時間ビートルズのアルバムを聞いた後、湧き出る感情があったんです。そのアルバムにはメッセージがあるんじゃないかって思って。

ジ:そうだよ。すべてのものに、すべての音楽に、いろいろなレベルのメッセージがあるんだ。君がどんなレベルに達していても、僕は曲を書いたり歌ったりするときにメッセージをのせてきた。中にはそうでないのもあるけどね。曲を書いたり、レコーディングをしたり、演奏したり、あるいはまったく何も聞かなくなってから数ヵ月後がたって、ある日、寝転がっているときに「そうだ、ビートルズのアルバムを聞こう。そして客観的にではなく、昔のことを思い出しながら聴いてみよう。」と思いつく。それはすべてのこと、イギリスだったり、旧共産主義国のことだったり、あるいは何についてでもなく、またあるいはアメリカのことだったりする。君が聞くすべてのものに、つまらないことにも、理解が難しいことにも、なんにでもメッセージはある。それはそこらじゅうにある。花にもそこにあるすべてのものにある。もし君が長い目で見れば、その中に答えはある。音楽も同じなんだよ。


Script:here
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このアニメのタイトルは下の曲のタイトルから来たようです。これはジョンが作曲したようなので、「セイウチ(Walrus)」とはジョンのことだったのですね。

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「I am the Walrus」はレノン=マッカートニーの作品。実質的にはレノンの作った楽曲である。リード・ヴォーカルはジョン・レノン。ビートルズの曲の中でも特にサイケデリック色の強いナンバー。発表当時、音楽関係者に大きな影響を与えた楽曲でもある。(略)またビートルズ解散直後の1970年のジョンのソロ曲「ゴッド(God)」では「I was the Walrus But now I'm John」と歌われ、ウォルラスにビートルズ時代の自分をなぞらえている。(ウィキペディアより)





ホンマにセイウチ(笑)
歌詞および解釈についてはこちらのサイト様が詳しかったです:I Am the Walrus の音楽的分析並びに歌詞分析



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”レビタンは当時をこう回想する。レノンはカメラマンだと偽って部屋に来た彼を笑顔で迎えたうえに、「テープレコーダーを持って戻ってきてもいいですか? 平和に関する話を友だちにも聞いてもらいたいから」という依頼を快諾したのだという。結局、レビタンはその日、レノンの取材に詰めかけた多くのメディア――その中にはアメリカの主要ネットワークの記者もいた――を待たせたまま、40分ものインタビューに成功する。

レノンとの邂逅は、自分のその後の人生を大きく変えるものだったとレビタンは語る。
「もしお前なんかに用はない、さっさと帰れと言われていたら、立ち直れないぐらいに傷ついただろうしね。あの時のレノンにとってはCBSやABCの番組に出演することよりも、1人の無名の少年と話すことのほうが重要だった。それが何よりもすごいことだと思うよ」 ”
(ロイター×eiga.com速報) 引用:http://coconutnut.seesaa.net/article/85627016.html



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Tags: ジョン・レノン I met the walrus

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