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Calling 15 ~ この世界の食糧事情とジョン・レノンのインタビュー②

2011
01
14
ring


上記は、35年ほど前、テレビのインタビューで女性の視聴者がオノ・ヨーコさんに人口増加について尋ねられ、ヨーコさんとジョンがその件について返答したときの映像です。

女性:女性としてあなたが世界人口の増加について、そして人口増加による公害や環境についての関係性についてどう感じているか知りたいのです。

ヨーコ:私は人々が思っているように人口増加が問題であるとは思っていませんが、それはバランスの問題で・・・例えば、食料。ある国では食べ物がムダに捨てられ、ある国では食べ物がない人がいます。(食物の供給)バランスが整えられればこの問題は解決します。私は人口増加についてそんなに心配することはないと思っています。

レノン:僕はこの人口増加が問題を引き起こすという神話はちょっとしたジョークなんじゃないかと思っている。僕はそんなものは信じないね。何が起こってもそれはバランスのずれが作用しているんだと思う。僕たちが「僕らはもう十分だからもういらない」といえば僕らはみんな生きられるし、誰も死ぬ人はいない。だから信じないね。僕らはすべての人が食べられるだけの食料や金があると思う。老人が長生きするとしても、僕らには十分な部屋があるし、月へ行こうがなにしようが自然のバランスだと思う。

司会者:ということは、あなたはそれは十分にあると思っている、ということですね。もし分配されれば・・ですが。

レノン:そうだ。僕は人口増加なんて信じない。それは単に神話で、君たちの心からベトナムやアイルランド、他の重要な課題について(関心を持たせないよう)引き離そうとしているんだと思う。

ホスト:それは違うと思いますが。

レノン:どう思おうがかまわないさ。

script→http://www.examiner.com/la-county-libertarian-in-los-angeles/john-lennon-denounced-overpopulation-myth-on-tv


******


●現在の飢餓状況

これは世界の飢餓状況を表した世界地図です。各国の総人口に対する飢餓人口の割合を5段階に色分けしています。赤に近い色ほど飢餓状況が深刻で、赤に分類された国では3人に1人以上が飢餓に苦しんでいます。一方で、緑に分類された国には、飢えている人はほとんどいません。この地図で、世界には食糧事情に大きな格差があることがわかります。転載:国際協力プラザ

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●映画「フード・インク」

体にいいオーガニック・フードと、スーパーに並ぶお手頃価格の"フード"。同じ野菜や­肉にも関わらず価格にこれ程差があるのはなぜなのか? その理由は、農業自体が巨大企業になってしまった異常な食事情にあったのだ。地平線ま­で続く広大なとうもろこし畑や、飛行機を使って一瞬で散布する農薬。アメリカサイズの­ダイナミックな農業スタイルは、より安く、効率良く食べものを収穫するためのもののは­ずだった。しかしそれが生み出したのは、数社のみが莫大な利益を得る業界のおかしな構­造と、苦しい下請け農家、未だ日本でも表示が義務付けられていない"遺伝子組み換え食­品"の問題。軽妙なテンポで繰り出されるアメリカン・ジャンク・フードさながらのヴィ­ヴィッドな映像が、笑えない事実と矛盾を突きつけ、オーガニック・フードの本当の価値­を訴えていく。観れば必ず今日のごはん選びが変わる、フード・ドキュメンタリー。(動画紹介より)




●飽食と飢餓 世界食糧システムの隠れた戦い (1)

食料価格の上昇が人々を飢餓に突き落としている。その背景には2つの要因がある。一つは経済的要因、もうひとつは政治的要因である。経済的要因には穀物の不作に加え、食肉需要増で穀物が飼料に回され、石油高で農業の経費が上昇。さらにバイオ燃料ブームが自体をさらに悪化。食べるよりも燃やすために穀物が栽培されている。
政治的な要因には、多くの国が農民支援をやめるように強制され、種子の供給や貯蔵を放棄。世界銀行やWTO,IMFがしてきたことは事実上最貧国を後ろ手に縛り、国際食料経済にさらした。(動画より)



Part2:こちら

<引用終わり>

ジョンがなくなってから30年ほど経ちますが、状況は良くなったのでしょうか?
巨大企業が農業部門に参入したことにより、農家が今まで考えられなかったようなトラブルに巻き込まれるケースが相次いでいます。くわしくはこちら。また、昨年度、アメリカでは自宅庭で野菜栽培の禁止、生鮮野菜直売所の禁止などが盛り込まれた食品安全近代法が上院で可決されました。詳しくはhttp://tamekiyo.com/documents/healthranger/510passed.html このままいくと近い将来、自宅で作ったトマトを食べることは犯罪になるということです。


さらに調べると、ジョンはこんなことも言っていました。

Our society is run by insane people for insane objectives. I think we're being run by maniacs for maniacal ends and I think I'm liable to be put away as insane for expressing that. That's what's insane about it. -John Lennon

(僕らの社会は狂った目的のために、狂った人たちによって動かされている。狂気の終わりのために狂人によって僕らは動かされていると思う。こんなことを言うと僕が狂ったヤツだとして見捨てられるだろうけれど。どちらが本物の狂人なんだろうか。)※意訳



なんだかマイケルのこの言葉と被ります・・・。

”so many mean-spirited, evil people are on top of the world and doing well and people love them, no matter how evil they are. ”


二人ともこの世界の仕組みに気づいていたのでしょうか・・・。

このインタビューの数年後、ジョンは自宅アパート付近でチャップマンという若い男に銃で撃たれ死亡。

"Listen, if anything happens to Yoko and me, it was not an accident." -- John Lennon

(聞いてくれ、もしヨーコや僕に何かが起こったとしたら、それは偶然なんかじゃないんだ。)



***
☆ジョンが理想とした世界



日本語訳つき→http://www.youtube.com/watch?v=TCBNF4_Zf9w
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Tags: ジョン・レノン 食糧事情

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