Simple life

Receive All, Love All

rose

Post

人は見かけによらない①

2014
08
28
ring
(以前別ブログに載せたものですが、再掲します。出てくる名前はすべて仮名です)

アイリーンと出会ったのは、スピリチュアルな知人・テレサに招待されたホームパーティだった。

アイリーンは眼光鋭い女性で、温和なカナディアンには珍しく愛想笑いなんてしない人だった。どちらかといえば小柄で痩せ気味で、おしゃべり好きな知人・テレサとは違い、無口というか、それでも強烈な個性を醸し出していて存在感は独特だった。無口というのは違うかな。アイリーンは自分の興味のない話題には一切反応を示さないが、関心のある話題になるととっても突っ込んでくるし、異なる意見には躊躇なく持論を展開していく。
こう言う人は日本では協調性がない人というのかもしれないなぁ。

テレサは徹底したビーガンなのだが、アイリーンはコーラや肉をガツガツ食べる。
スピリチュアルな人=ベジタリアンな人が多いので、肉を食べるアイリーンはたぶんスピリチュアルな人ではないんだろうと思っていた。

だが、わたしがReiki Masterのテレサに日本と北米ではシンボルの向きが違うこと、そのためDevine Messegeの受け取り方も違うと話をしていたら、気づかないうちにアイリーンがそばで聞いていた。

案の定、アイリーンが突っ込んできたので慌てて私は紙とペンをとって説明をした。
アイリーンが「そう、わかったわ。Thank you」とだけいって、別のグループのところへ行ってしまった。
これ以上突っ込まれたらただでさえボキャブラリーの少ない私はアイリーンに簡単にやり込められるだろう。
少し、ほっとして水を飲んだ。

テレサが、アイリーンはなんでも自分で検証しないと気がすまないから、彼女は自分の持論には絶対の自信があるの。と教えてくれた。付け焼刃や本で得た知識は彼女の前では木っ端微塵にされてしまう。



それから、何度がアイリーンに会う機会があったが苦手意識が取れない私はアイリーンやみんなの話をおとなしく聞いているだけだった。みんな、ノってくると早口になるので聞き取れずについていけいないこともしょっちゅうだった。



ある日、またテレサのホームパーティに呼ばれて、彼女の家に着くとアイリーンだけがそこにいた。
ほかのみなさんは?と聞くと、まだついてない、テレサはつい先ほど買い出しに出かけたわ、とアイリーンが言った。


二人きりだぁ~どうしよう・・・
超絶緊張するわ・・・(´д`)

それでも、昔から沈黙が耐えられないわたしはなんとか話題を見つけてアイリーンと話そうと頑張ってみた。

すると、アイリーンが「あなたが以前に行っていたエンジェルカードのことだけど、先日見つけたのよね」

!覚えてくれたんだ!
よかった(´▽`)話題が出来た!!


と、喜んだのも束の間、アイリーンは

「あんなもの、霊性向上のために何の役にたつというのかしら。」と容赦なくバッサリ斬ってきた。


私はカチンと来てしまった。
(気に入らないならそれはそれでいいし、いちいち私に報告しなくてもいいじゃないか)と内心憤慨した。

「私はそうは思わないけど。この前テレビで知ったけど、LAのサイコセラピスト(心理カウンセラー)はセラピーの一種として、エンジェルカードを使っているの。クライアントはネガティブな感情を手放せないでいるから、クライアントを励ますポジティブな言葉は絶対必要なの。クライアントは毎日セラピストのところへは通えないから、代わりにカードを引かせて自己ヒーリングさせるのよ。
それはあなたのいう霊性向上じゃないかもしれないけど。
みんながみんなポジティブでいられるわけじゃないし、強いわけじゃない。
エンジェルカードは心の弱ったときにつきそってくれるカードでもあるのよ」


すると、アイリーンが
「Oh,I see. なるほど、そういう使い方があるのね。確かに、自信を失った人にポジティブな、励ましの言葉をくれるカードは役に立つわね。とても参考になったわ。」

と、にっこり微笑んだ。
あれ、今日は機嫌がいいのかな?

それに、アイリーンの笑顔を初めて見たわ・・・・。


<続く>
関連記事
スポンサーサイト

Open

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。