Simple life

Receive All, Love All

rose

Post

言葉を持たないものにこころはあるか

2014
09
16
ring
別ブログでこういう記事を書いたのですが、
自然の寛大さを私たちは知らない

その記事を見た友人に樹木医=arbolistって教えてもらいました。英語のボキャブラリーがひとつ増えた!さんきゅ~です!(・∀・) 


日本では(財)一般緑化センターで試験を受けると『樹木医』に認定されて名乗ることができるようですが、私は、先日書いた『樹医』と『樹木医』は違うのだと教えてもらいました。



『樹医』という言葉を戦後日本で初めて名乗ったのがこの方でした。
(15秒あたりから)
http://youtu.be/dOZgQori8vQ



ここいらでこの方にまつわる話をひとつ。



===



ある若者が山野さんの評判を聞き、弟子入り志願をしに行くことにしました。
山野さんの事務所に着くとどうやら出かけているようでした。
帰ってくるまで事務所の前で待つことにし、目の前の木々をただ眺めていました。

しばらくして山野さんが帰ってきました。
ここでなにをしている、と聞かれたので、若者は樹医になりたいので弟子入りをお願いしに来ましたと言いました。



そういうことじゃない、と山野さんは言いました。
自分が帰ってくるまで何をしていたのかと聞くので、若者は(おかしな奴だと思われるだろうな)と思いながら、ここにある木と話をしていましたと答えました。



それで?と山野さんがさらに突っ込んで聞いてきました。
若者は焦り、えー・・・、あの木は~~と言っていてその枝をなんとかしてほしい・・、それで・・・この木は~~と言っていて大分調子が良くなっている・・、などと話す自分を(俺ってなんて恥ずかしいやつ!)と思ったそうです。



すると、山野さんは



「そうや、そのとおりや。

ワシがあんたに教えることは何もない。もう木と会話できてるやんか」



と言って、さっさと事務所に入ってしまいました。



そして、若者はあることに気づきました。
山野さんは自分と木が対話しているのをずっと聞いていたのだということに。





===



この若者っていうのが、先日話した樹医さんなんですけどね。(笑)
さりげなく自慢話をされたワケですわ(爆)
目の前の普通のおっちゃんがリアル妖精と知ってかなりびっくりました
(゚Д゚)!





もとい、



『樹木医』はacademic。教科書通り、実習で学んだ通りに木と接する。
『樹医』はintuitive。技術はもちろんだが「第六感」をフルに使う。
ってことなんだそうです。


でも、後者は知識があっても経験積んでもつかめるものじゃないから、なれるのはほんのひとにぎり。もちろん筆記試験などではわからない。



そして、第六感については、山野さんの著書にこう書かれています。



「現代人は五感を頼りにしすぎている。
欲望を満たすためには、五感だけが発達していればすむ。
しかし、人の心を推しはかる思いやりや、自然界にたいする愛情は、言葉には出せない第六感というものが重要になってくる。」(木の声がきこえる―樹医の診療日記より)



「木というものはものを言いませんが、実は大変敏感で人間社会の現実をよく見ているのです。(中略)木は自分に危害を加えるのかどうか分かります。木にはこころがあるのです」(引用:平成3年1月1日奈良新聞より)



私はこの第六感てやつはこれから先とても重要なものになっていくと思ってます。





おしまい。



関連記事
スポンサーサイト

Open

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。