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見果てぬ夢 3 ~2009年6月25日

2009
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20
ring
bti



http://www.youtube.com/watch?v=BIOxcy5mZjE


2009年6月25日


テレビであの有名な人の訃報を聞いた。
そのときは、懐かしい人がなくなったんだ、と思っただけで、何の感慨もなかった。


その日はそのニュースでもちきりだった。
そのうち、旦那さんが帰ってきた。
ドアをあけるなり、「ニュース見た?彼が死んだんだって!!」
ただいま、と言う前にそれかい、と苦笑した。



軽く夕食を済ませた後、二人で動画サイトを見た。
小さいころ聞いていた彼の懐かしい曲が聞きたくなったからだ。
そうしたら彼の動画はどれもものすごい再生回数を誇っていた。
そうだよなぁ、きっと世界中の人が訃報を知って見ているんだなぁ。
私たちみたいに懐かしくなって検索する人もいるんだろう。


昔の曲はその時代の記憶とリンクしている。
彼のことを知ったのは、隣の席のちょっとかっこいい男の子だった。
当時は小学生で、クラスで洋楽を聴いているのはその男の子と私だけだった。
お互いの好きな曲を紹介したり、感想を言い合ったりしてたよなぁ。
・・・なんて、ちょっと甘酸っぱい思い出が蘇ったりなんかした。


二人で動画を見ているうちにありえないことがおこった。
いつのまにか私の涙がぼろぼろこぼれて、止めようと思っても止まらないのだ。


中学にあがってからはクラブ活動と恋愛で(笑)小学生のときほど洋楽には夢中にならなかった。
動画を見て初めて、この曲は彼の曲だったんだと気づくものもあった。

ずっと昔から聞き続けてきたわけでもなく、特に熱烈なファンでもなかった。
最近では彼の評判はあまりいいものではなかったし。
だから、涙がとまらないなんてありえないのだ。


動画を見ながら涙を流す私を見て、旦那さんがあわてた。
「そんなに彼のファンだなんて知らなかったよ!!」


・・・・・そんなの、私もよ!!



この涙は私のものじゃない、と感じた。
私は本当に辛く悲しいときは胸が痛くなって胃が反転しそうなくらいきしみだす。
しかし、今回のこの涙はそういう痛みが一切なく、ただ涙がぽろぽろと流れるだけなのだ。



・・・あぁ、きっと世界中が悲しみにくれているのだなぁ。。。


悲しみの想念が集まってきたのかもしれない。
おそらく泣きたい人が私のところに来てしまったのかもしれない、と思った。
そうだとしたら、思い切り泣かせてあげるしかない。
止めたくても止まらないし。


・・・まぁ、旦那さんに熱烈ファンだと誤解されるのはしゃくだけど・・。


結局その夜はずっと泣きっ放しで、旦那さんはそんな私を見てどうしていいかわからず途方に暮れていた。


<続く>
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Tags: マイケルジャクソン

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